優子社長の利き手は右手です。
当然、何でも右手で行うのです。
ある日、右手に激痛が走りました。
習字を習い始めてまだ3年目なのに先生になる!!
と今の書道教室の先生に伝えて
その日から猛練習の日々でした。
練習のしすぎもですが
余分な力のかけすぎで
右手に負担がかかったのだと思います。
いつもはお手本を見て、そのお手本通りに書くのです。
先生になると自分がお手本を書くのです
ちゃんとしたお手本を書いて生徒に渡さないといけません。
何枚も書いて
先生に見せて、合格した作品だけをお手本にすると
自分で決めました。
「先生になるのだから!!私はお手本は書かないからね」
と先生に言われました。
だから今までお手本を見ながら書いていましたが
自分で組み立てないといけません
今ままであったお手本が横にないと何も書けませんでした。
何百枚と書いたことも少なくありませんでした。
それでも合格できなくて
また書き直してまた持って行きました。
手が痛くなって、手を休めるために考えた案が
左手生活でした。
何か手でつかむ時
ご飯を食べる時
パソコンのマウス
などを
左手でやるようにしました。
字を書くことだけはできません。
字を書く時だけは、右手しかないのです。
字を書くのは右手ですが
生徒の答え合わせをする時の丸つけの「◯」は
左で◯をしておりました。
いびつな丸でしたが
生徒たちは応援してくれました。
食事は非常に苦労しました
でも、そのおかげでゆっくり食べることができました
(上手につかめないから、早く食べられないだけですが笑)
誰かと食事をしたり、時間がないときは
右手で食べますが
それでもできるだけ左手で生活をしていたら
左手も少しずつ右手みたいに動かせるようになりました。
左手で箸を持っているので右手でコップを持つみたいなこともできます。
今、流行の二刀流でしょうか(笑)
脳トレになるのか
良いアイデアが生まれやすくなりました。
今でも、続けています。
おそらく2年ぐらいになると思います。
これからも少しずつ続けたいと思います。